女性特有の病気を治していきたいと思っている方がいることでしょう。女性患者の中には、不妊症を治してほしいという想いから婦人科に足を踏み入れていき、治療の末に無事に赤ん坊を授かれる体になっていることを切に願うことでしょう。多額のお金を掛けてまで不妊症を治したいと思う女性は、「子供を産み育てることは女性にとって大きな喜びなのよ。だからこそ貯金を使い果たしてでも子供を授かりたいのよ。私の子供をどうにかして作りたい!」という強い願いを抱いていることが窺えるのです。病院で不妊治療を受けている女性患者は、治療の甲斐があって妊娠ができる体になった後に妊娠して、自分のお腹の中ですくすく成長していく我が子を想像することでしょう。間違いなく自分の分身が存在しているという喜びから、出産する日まではやる気持ちで待ち望んでいることが考えられるのです。「早く生まれてきてね。私のあ・か・ちゃん♪」といった声が聞こえてきそうです。
 
子宮がんにかかった女性が婦人科に行って、がんとは無縁な日常を手にしたいと願うことでしょう。命を救ってもらいたいため、たとえ子宮が全摘出になったとしても構わないと思っている女性患者がいるでしょうし、自分の子供を授かる権利とは引き換えに、自分の命を優先することはごく自然なことだと思うのです。場合によっては、若くして命を取るか子供を授かる権利のどちらを選ぶべきかという判断をすることになるかもしれません。病院勤務をしている方は、そうした患者に優しく接することを意識していることでしょう。