定期給とは別に支払われる賞与(ボーナス)は、原則として労働者の勤務成績に応じて支給されるため退職金と同じく法律で支給が義務付けられてはいません。
そのため、賞与が支給されない企業も珍しくなく、賞与を当てにして長期ローンを組むのは危険です。
大手企業では賞与が夏と冬の年2回支給される場合が多く、支給額は定期給の4~6ヶ月分になります。
アルバイトに賞与が支給されることは極々稀で、毎月20万円稼ぐアルバイトは1年働いて240万円、賞与が6ヶ月分支給される定期給20万円の正社員では1年働いて360万円になり、アルバイトと正社員では同レベルの仕事をしても年間で120万円の差が生じます。
住宅ローンの平均返済期間は25年、賞与だけで120万円の収入を得ることが出来れば、3,000万円のローンを返済することが可能になります。
住宅を購入しなくても労働者にとって賞与の存在は大きく、定期給を使い果たしても毎年120万円の積み立てをすることが可能なため、定年までの40年で4,800万円、定年退職金は定期給の42カ月程度が支給され、平均で2,000万円、合計6,800万円の蓄えを持って老後生活を開始することが出来ます。
年金だけでは十分な生活を送ることは困難ですが、6,800万円あれば、老後に働かず貯金を崩して生活することも、投資のスキルがあれば6,800万円を元手に運用することも出来ます。
アルバイトでは退職金も支給されないため、自力で賞与・退職金・厚生年金に代わる資産を形成しなくては、老後の生活が苦しくなると思います。